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提案編

パソコンスキルはどの程度必要か

就職したらワードやエクセルなどパソコンスキルはどのレベルまで求められるのか。

採用の基準として資格取得は必要かなど、パソコンに関してはスキルの指標がないため不安な方が多いと思います。

パソコンスキルについて数々の就職相談から得た情報を提供したいと思います。

資格は必要か

結論から言うと絶対に必要というわけではありません。

しかしながら、MOSや表計算検定1級などの資格取得は履歴書にスキルの指標として示す事ができるため、有利であることは間違いありません。

資格を取得する時間が無い。または前職などで実績があり、ある程度できる自信がある方はこだわる必要はないと思います。

また技術系は応募の条件として資格が要件として求められている場合が多いので取得は必須となります。

職種によって求められるスキルは異なる

主な職種ごとに必要なスキルを記載しますので参考にしてください。目指す仕事によっては職業訓練や民間スクールでスキルを習得するほうがいいと思われます。

事務系:ワード、エクセル、できればアクセス

経理:弥生会計や大蔵大臣といった会計ソフト

テレアポ:ワード・エクセル(タイピングスピードが重視される)

企画、開発:ワード、エクセル、パワーポイント、アクセス、会議用ソフト

医療事務:レセコン(レセプト用のパソコンソフト)

医療、介護、販売系:ワード・エクセル(入力ができれば大丈夫)

技術系:建築、土木、電気、ITなど仕事により多種のソフトがあるため省略します。

最低限度のスキルを押さえる

面接でパソコンスキルについて質問されたときに最低限合格と判断されるワードとエクセルのスキルについてまとめました。

共通事項としては、エクセルやワードの上部にあるタブやリボンの主な意味を押さえておきましょう。特にファイルやホームなどは重要です。

ワードは文字入力ができればOKです。

タイピングスピードは最低400文字/10分、できれば600文字くらいできれば大丈夫です。

無料のタイピングソフトがあるので練習しましょう。

タイピングスピードは履歴書または職務経歴書へ記載しアピールポイントに加えてください。

ワードとは直接関係ないですが、文章を書くためのリテラシーは押さえておきましょう。

社外へ文章を出すときや部外へ文章を出すときの常識みたいなものがあります。

例えば、あて先は日付の前か後か、御中か様か、結びの言葉などです。

エクセルはセルの編集、関数なら四則演算、平均、合計などできれば大まかに大丈夫です。

入社して必要に応じて、マクロやグラフ、ピボットテーブルなどマスターしてください。

どうしても必要だけど判らない時は、「エクセル、西暦和暦の変換の仕方」、「配列関数の使用例」などインターネットで検索すると簡単にでてきます。

ワード、エクセル共通ですが、勉強した時はoffice2013だったけど会社じゃ2019だったりします。

バージョンにより使い方が若干異なりますが、基本的な操作は変わりませんので、恐れずにチャレンジしてください。

まとめ

昔からパソコンスキルは「習うより慣れろ」と言われてきました。

要は使わないと自分のものにならない。

スキルをマスターできないという事です。

スクールで習っても、1年間使わなければ忘れてしまいます。

ワードで町内会やイベントの案内を作ってみる。

エクセルで家計簿を作ってみるなど日々触る機会を作ってください。