人生は突然に予想しないようなことが起こります。
予想はしていたかもしれませんが、突然に発生することがあります。
ある日予期せずに解雇された。雇用契約が打ち切られたなども該当するのではないでしょうか。
また、リーマンショックやコロナショックなど他の要因で内定が取り消された、突然リストラされたなども該当します。
突然起こった出来事への取り組み方、考え方について書いてみます。
人生は上り坂・下り赤、そしてまさか(坂)
これはある法事の時にお坊さんから頂いた法話の言葉です。
人生はいい時(上り坂)もあれば悪い時(下り坂)がある。
そしてもう一つ坂がある。
それは「まさか」という坂である。まさかは突然やってくる。
身構えることもできないからショックは大きい。
お坊さんの説法のなかでおっしゃったのは、事実を受け入れるということでした。
しかしながら、この事実を受け入れるということはかなりハードルが高いような気がします。
リーマンショックの後に、解雇された方の相談を数多くさせていただきました。
多くの方が、怒り・悲嘆のどちらかを維持した状態です。
当時はその怒りや悲しみを傾聴するくらいしかできませんでした。
そして、「俺の気持ちが分かるか!」と罵倒されたこともありました。
状況を冷静に考えてみる
解雇された方々の支援をしていく中で、次第に大きく分けて二つの状況に分かれていきました。
一つは苦労しながらでも次の仕事を見つけて再就職していく方。
もう一つはいつまでも仕事が決まらず、度重なる不採用という事実に心身をぼろぼろにしていく方。
そんな方の口癖は「一級建築士という資格をもっている俺が・・・」、「部長職だった俺が・・・」、「一流企業に勤めていた私が・・・」など。
やはり失業という突然の事実をいつまでも受け入れられない方でした。
すぐに事実を受け入れることは難しいと思います。
しかしながら多くの方は徐々に冷静に今の状況を考えて、次の行動に結びついたのでした。
給与面で不満がある、雇用形態が不安定、上司や先輩が年下など人間関係に自信がないなど、過去の環境と違う事実を受け入れていました。
今までより悪い状況になることを受け入れられないという気持ちも正しいと思います。
受け入れた方も正しいと思います。
正解はないと思いますが、大人として家族のこと、住宅ローンのこと、子供の進学、世間体や見栄、プライド、生活費、体力など冷静に考えてみると自分なりの考えがまとまると思います。
できれば、やみくもに動き出して体力を消耗しないことです。
まとめ
若年者の方々を対象にしたライフプランの研修を担当させてもらうことがあります。
人生にはいろんなリスクがあるから備えよと講義をします。
ライフプランを立てることでかなりのリスクをヘッジできることを学んでもらいます(若い時から安全な人生を歩んでいくことに少々若さを感じないなと私自身は思いますが)。
しかし、どんなに備えても「まさか」は起こります。
一人で考えてもまとまらない時は、他の方の力を借りてみる(支援してもらう)ことも考えてみて下さい。
