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提案編

いい仕事と悪い仕事の分かれ目

友人や親せきのおじさんなどから「○○という仕事は給料が安いからやめた方がいい」。とか、「△△という仕事は大変だからやらない方がいい。」など聞かされたことはありませんか?そして信じている方も多いのではないでしょうか。若いころ私も仕事に対して(職種に対して)偏った見方をしている一人でした。そこで、いい仕事と悪い仕事の分かれ目について話したいと思います。

では、いい仕事とは何か

いい仕事とはどんな仕事なのでしょうか?

事務職を目指している女子大生から仕事の相談を受けたときに、こんなことを聞かせてくれました。

なぜ、事務職を目指すのか理由を聞いてみると「ノルマがない。土日が休み。冷暖房の効いた環境で居心地がいい。楽そう。」

ストレートな表現ですが、なるほどと感心しました。

あとは有名企業で給料がよかったら申し分ないですね。


事務職のイメージから彼女の価値観がうかがい知れます。

彼女にとっては、事務職はいい仕事なのです。

では、他の人にもいい仕事でしょうか。

体を動かす方が性に合っている。

成果を出して高給を得たい。

と考えている人は事務職を選ばないかもしれません。

いい仕事とは他人やうわさが決めることではなく自分で選択する仕事なのです。

職種による評判をどのように考えるか

アメリカの教育学者であるドナルド・E・スーパーは、「仕事の重要性の研究」で14の労働価値を示しています。

人は14の価値観のなかで一つまたは複数の価値観が組み合わされて職業を選択していくと言います。

仕事を先入観で見てしまうのは、自分の中にこの価値観を見つけ出せていない可能性があります。

以下の14の価値観から試しに3つ選択してみて下さい。あなたが希望している仕事(職種)は当てはまるでしょうか?

*参考:ドナルド・E・スーパーの14項目の価値観

1. 能力の活用―自分の能力を発揮できること
2. 達成―良い結果が生まれたという実感
3. 美的追求―美しいものを創りだせること
4. 愛他性―人の役に立てること
5. 自律性―自律できること
6. 創造性―新しいものや考え方を創りだせること
7. 経済的価値―たくさんのお金を稼ぎ、高水準の生活を送れること
8. ライフスタイル―自分の望むペース、生活ができること
9. 身体的活動―身体を動かす機会が持てること
10. 社会的評価―社会に仕事の成果を認めてもらえること
11. 危険性、冒険性―わくわくするような体験ができること
12. 社会的交流性―いろいろな人と接点を持ちながら仕事ができること
13. 多様性―多様な活動ができること
14. 環境―仕事環境が心地よいこと


まとめ

人気のある仕事、人気がない仕事はあると思います。

それも時代によって変遷してきました。

さらに街に出て世間を見てみるとそこには人気がない仕事、親戚のおじさんが止めとけといった仕事で働き続けている人がいる。

その事実も大切です。

いい仕事と悪い仕事の分かれ目はないと思います。

あるのは自分の価値観だけです。

白か黒かではなく、あくまでも評判は参考程度にしておきましょう。